ばんばの裁判傍聴記

法廷という聖地に正義を求め事件を求め彷徨うばんばの裁判傍聴記

事件9(殺人、非現住建造物等放火、死体遺棄、詐欺未遂)

法廷という聖地に

正義を求め

事件を求め

彷徨う

ばんばの裁判傍聴記

 

 

どうも!ばんばです!

 

 

 

3月末~4月上旬は年度の変わりで裁判って全然やってないんですよね。4月も中頃になると今まで溜まっていたものを吐き出すように裁判が行われる名古屋地裁…。

 

他の地区も同じようで東京地裁は4月初めゼロだった裁判も中旬になると1日100件を超える日もあったようで…さすが東京ですね…。

 

そんな4月の名古屋地裁で2016年愛知県稲沢市であった事件の判決言い渡しがありました。

 

 

 

名古屋地方裁判所 901号法廷

殺人、非現住建造物等放火、死体損壊、詐欺未遂

事件番号:令和元(わ)1924号等

被告人 菅井優子

 

事件については実名報道もされており判決翌日には新聞にも掲載されていたのでここで詳細は書きませんが、被告人は2016年2月愛知県稲沢市で交際相手の男と共謀して夫を殺害し住宅に放火、保険金を騙し取ろうとした罪に問われていました。

 

因みに実行犯として殺人罪などに問われた男の判決はこちら ↓

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/361/090361_hanrei.pdf

 

裁判所の裁判例検索ってやつなんですがコレ僕好きでよく読みます。猥褻事件とかは気分が悪くなる人もいると思いますので読むときはご注意下さい。

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1

 

 

 

こういった報道されるような大きな事件や猥褻関連の事件の裁判傍聴は人気があります。大概満席で並ばないと傍聴ができません。今はコロナ禍ってこともあり傍聴席は1席空けて座っていますので余計に傍聴するのが難しい。スポーツイベントとかも空けずに座っているんだからいい加減裁判も普通に座って見れないものかと思いますが…。

 

この裁判は毎週朝9時頃から夕方4時、5時頃まで裁判員裁判で行われていました。まあ裁判員の人たちも大変ですね。長過ぎて段々どうでもよくなりそうですね。

 

そんな菅井優子被告の裁判をたまたま傍聴する機会がありました。その日は殺害を依頼をした際に支払ったとされる250万円のお金の動きについて被告人質問がされていました。

 

被告人は出会い系サイトで知り合った男と交際をしながら被害者となった夫と結婚相談所を通じて知り合い結婚。結婚後も殺害を実行した男との交際を続けていた。男は既に懲役30年の判決を言い渡され服役中であるが、この被告人現在は別の男性と結婚しているそうでびっくりしてひっくり返りましたww

 

お世辞にも綺麗な女性ではない被告人でしたがどことなく男の人が放っておかないんだろうなという雰囲気がありました。話している声のトーン、響きとか早さ、感じる雰囲気…こういうのって実際に裁判に行って被告人を生で見ないとわからないことなのでそれを感じることができただけでも良かったなぁなんて思います。

 

車椅子で法廷に現れた被告人…弱々しい声で答えていたかと思ったら急にハキハキと話したり…真実は本人達と被害者しかわからない。何が本当で何が嘘なんだろう。

 

久しぶりに大きな事件の裁判を覗くことができました。昔、中津川であった一家6人殺傷事件を傍聴したことがありますがそれ以来かな…。こういう裁判を初公判から判決まで傍聴したら1冊本が書けますよ。マジでww それくらい内容が濃いです。僕もそういう事件を追ってみたいと思いますがそれは定年後の楽しみに取っておきます。今はB級裁判を傍聴して面白い被告人にツッコミを入れていようと思いますww

 

ではまた次回!

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