事件8(暴力行為等処罰に関する法律違反)
法廷という聖地に
正義を求め
事件を求め
彷徨う
ばんばの裁判傍聴記
どうも!ばんばです!
SNSをやってるのが当たり前の時代、色んなところで色んな人の意見ってのを目にする機会が増えたんですが世の中怒ってる人って多いんですね。ホントびっくりします。
僕が子供の頃は怒る人って言ったら親か学校の先生か見た目怖そうなその辺のおっさんとおばさん位でしたよ。だから気を付けておくポイントがわかりやすかった。
でも今はどこの誰がキレてくるかわからない。オリジナルの正義感で関係ないところからキレるやばい奴がやってくるからホント怖いです。
歳を取ると怒りっぽくなるって言います。老化の1つなんでしょうね。僕も気を付けたいと思ってます。ってことで今日はあんまり怒っちゃ駄目ですよってお話。
名古屋地方裁判所 904号法廷
暴力行為等処罰に関する法律違反
被告人 N(男性 70歳)
令和3年12月31日、N市N区のサンシティM 203号室に居住のO(72歳)に対して包丁を見せながら「殺すぞ!」と脅した疑い。
被告人は以前より隣人と生活音を巡りトラブルがあったようだ。検察官より起訴状が朗読され裁判官が「起訴状記載の事実に間違いはないか?」と聞かれた被告人… 「違うところがあります!」 と…。
おっ!?おっ!?なんだなんだ?
認めないのか?(´Д` )?
「悪いのはあの野郎です!」
「私は悪くありません!」
裁判官から「あなたが悪いとかそういうことではなく。今読み上げたことについて間違いがないか聞いているんですよ。いかがですか?」
「それは間違いないです!」
間違いないんかい!(´Д` )!
被告人は中学卒業後、職を転々とし現在は無職。前科はなんと13犯!腎臓と心臓を悪くしていて週4回人工透析をしているそうだ。それもあり脚が不自由で歩くのも大変そうだが口は元気で威勢がいい。
隣人と被告人は同じアパートのお隣りさん同士。トイレに行く音がうるさいとか咳払いをしたとか、夜中に壁を叩いたとか、チャイムを鳴らしたとか互いにやりあっていたようだ。
にしてもうっすい壁のアパートに住んでんな!
(´Д` )
検察官:「過去に別の事件で脅して刑務所に行っていますが今回も同じことをやったらまた刑務所に行くことになると思わなかったのですか?」
被告人:「それとこれは違う!シニアはそういうことされたら我慢できない!」
「被害者はこっちだ!」
裁判官:「包丁を持って脅したということだけど包丁以外に他に方法は考えませんでしたか?」
被告人:「1回で聞く人間なら聞くけど毎回毎回やってくるんですよ!」
「悪いのはあのクソじじいなんです!」
裁判官:「お隣さんに嫌がらせをされたのかもしれないけど…こんなことをしてしまうとね、あなたがね悪者になってしまうんですよ。他の方法を考えて欲しかった」
被告人:「あの野郎がわるいんです!」
「ぐぬぅ~これが民事裁判かぁ~!!」
裁判官:「刑事です…」
検察官の論告求刑の際も「悪いのは俺じゃない!あの野郎だ!」とずっと文句を言い続ける被告人。裁判官もたまらず「あとで聞きますので黙っていてください」と注意をする。
騒音問題と嫌がらせのことしか頭にない被告人。そんなことはこの裁判には関係なくて包丁を持って「殺すぞ!」と隣人宅に行ったことが問題になっているんだけどね。
法廷をあとに
ばんばさんいつもの575を詠む…
クソじじい
そんな私も
クソじじい
ってか前科13犯…過去の裁判ずっと民事裁判と思っとたんやろか?ww
じいさんしっかりせんかい!(´Д` )!
ぐぬぅ〜じゃないぞ!(´Д` )!